当院について
当院の特長
地域医療の中核を担う病院として
淀川平成病院は、急性期病院で治療された後、ご自宅や施設で生活を送る方々の「地域での在宅生活を支える」という目的のために設立されました。入院と訪問サービスを中心に、適切な医療と積極的なリハビリテーションを提供して参ります。
地域包括ケアの機能も併せ持つ回復期リハビリテーション病棟
当院は全病床が、積極的なリハビリテーションと治療で早期在宅復帰を目指す「回復期リハビリテーション病棟」です。
2020年3月の開院当初、地域包括ケア病棟と回復期リハビリテーション病棟を運営していましたが、地域のリハビリテーションのニーズにさらにお応えするべく、2020年10月より、全病床を回復期リハビリテーション病棟に統一いたしました。
病棟機能は統一されましたが、自宅・施設などで療養中の患者さんが体調を崩された時の受け入れを行う「地域包括ケア病棟」の機能は今後も維持し、さらに地域の在宅患者さんを支える病院となれるよう、努めてまいります。
さまざまな段階のリハビリテーション
「リハビリテーションが必要ない患者さんは存在しない」という考えに基づき、すべての病棟で積極的なリハビリテーションを行っています。それぞれの病棟の患者特性や制度に応じた、最適なリハビリテーションを常に考え実践しています。2種類の病棟でリハビリテーションに取り組むことで、それぞれの病棟のリハビリテーションに良い化学変化が起きています。
チーム医療を実践し適切な医療と介護を提供
患者さんに関わる医師・看護師・薬剤師・臨床検査技師・管理栄養士・理学療法士・作業療法士・言語聴覚士・介護職員・MSW・事務らのすべてのスタッフでチーム医療を展開しています。専門多職種からEBMに基づいた意見を積極的に出し合うことにより、適切な医療や介護を提供いたします。患者さんとのかかわりは地域連携室(入院の窓口)にお問い合わせをいただいた時点から始まります。
入院中は各スタッフ間で症例検討会を繰り返し開催して、患者さんの症状の変化に沿って治療方針を決めていきます。
また、在宅復帰が近づけばご自宅に戻られても不自由なく、身体機能が衰えることがないように、段差解消といった家屋改修などのご相談や居宅サービスをご利用いただけるよう居宅介護支援事業所がサポートし続ける体制をとっています。
かかりつけ医としての取り組み
当院は、かかりつけ医として次のような取組みを行っています。
- 健康診断の結果等の健康管理にかかる相談に応じます。
- 保険、福祉サービスの利用に関する相談に応じます。
- 訪問診療を行っている患者様に対し、夜間、休日の問い合わせへ対応を行います。
- 必要に応じて、専門医、専門医療機関を紹介します。
- かかりつけ医機能を有する医療機関は、医療機能情報提供システムにて検索できます。